『ラ・ラ・ランド』
ラストで思わずほろ泣き。
ハッピーエンドであっていて欲しい…!と強く願ったけど、ハッピーエンドじゃないからこそ心に残る作品なのでしょう。
同じ業界の先輩が「業界人には余計刺さるんだろうな、夢追い的な…」と言っていたのがなるほどって感じ。この業界には夢追ってる人が多いから…
夢を追って業界に飛び込んで、現実を知ってしまう寂しさ。(と解釈したけど合ってるんだろうか)
OPが圧巻すぎて、タイトル出たとき思わず拍手しそうになったもん。「あ、ここ映画館やった」って気づいてギリ踏みとどまった。
ベタっちゃベタなストーリーなんだけど、そんなこと気にならないくらい演出に引き込まれるし何より歌がいい!主演のおふたりの歌声がすてき!そりゃあサントラ聞きたくなります。(まんまと聞いてる)
大人にほど刺さる映画だと思います。
『ハルチカ』
これも思わず拍手しそうになった映画。たぶん人生で映画館で拍手しそうになった映画ってこの2作品だけだと思う。(まあそんな言うほど見てないんやけど)
ララランドがOPで拍手しそうになったのとは逆で、これはラストのタイトル後に思わず拍手しそうになりました。「あ、ここ映画館やった」とギリ踏みとどまった。デジャブ。
最後の10分ぐらい?でもう号泣。あの演出はニクイなあ~。
「授業中に演奏してやろうよ!」っていうチカちゃんに「やだよ。僕は学業に専念したいんだ」っていう、序盤に伏線が張ってあったから余計に涙腺直撃。
正直序盤の部員集めのくだりが長かったり無理くり感あったりとだるく感じてしまうところもあったんだけど、ほんまラストにやられました。それに尽きる。
うーん青春だなー。大会で失敗しちゃうチカちゃん…
学生時代、部活動やってた大人にたくさん見てほしい映画。
チカちゃんの不出来を巡って部員たちが喧嘩する1カットのシーンや、ラスト10分のセリフを一切排除したあの演出。監督お見事でした。
こう考えると、全然ジャンルも客層も違う2作品だけど、共通点が多い。
- 音楽がテーマの青春映画
- 主人公が夢を追い求めて、挫折する
- ラスト10分くらい台詞がなく音楽で進行
- 大人に刺さるストーリー
そして!両作品とも何より「音楽が素晴らしい!」
これは家でDVDとかで見るより、絶対に映画館で見てほしい。良さが半減しちゃいそう。
どちらも、胸張っておすすめ出来る青春映画です。みなさまぜひ映画館で!