もし●●だったら…
あの時●●れば…
そんな“タラレバ”ばかり言ってたら、気づいたら33歳独身、女子会ばっかりしてる主人公たち。
周り(※アラサー女)からあまりに勧められたり
「グサッとくる!!」
「うわああってなる!!」
などの感想を聞いていたので読んでみたい読んでみたいと思っていたのですが、
ついに読んでしまいました。
感想は・・・
1巻。
ああーーーわかるううう!!!
アラサー悲しいいいいい!!!!
くそおおおお!!!!
作者こわい!なんでこんなリアルなのわかるの!!
ギャグなのに笑えん!!ちょっとちょっと!!!
↑だったんですが。
2巻読んだらなんか萎えてしまったなー。
読書メーターでの感想見てたらなんかその理由がわかった気がする。
居酒屋で他の客にも丸聞こえでヤったヤってないだのを大声で話す主人公たちに、
KEYくんと一緒で「これはねえわ…」って思ってしまった。
1巻では主人公たちに共感していたのが、
2巻ではKEYくんに共感してしまった。
確かにタラレバだの回転すしだのサンドバックだの例えは秀逸だなあ、こんな女いるよなあ、とは思うのだけど、共感は出来ないんだよな。
主人公たちが揃いも揃ってダメに見えて、まるで応援出来なくなっちゃった。
そりゃ結婚出来んしこんな現状やわな。っていう。笑
あとがき漫画見てたら、作者の東村アキコさんがこの作品を書いた理由は「周りにいるまさにタラレバ女子達の姿を見て居た堪れなくなったから」みたいなことを書いていた。
いやー、東村さんはとてもキレイな方でご結婚もしていてお子さんもいらっしゃっていわゆる勝ち組!っていうひがみで(笑)、東村さん自身が独身タラレバ女やったらまた違う見方してたんかもしれんけど。笑
なんか毒づいてるけど、わたし東村アキコさんとても好きだし尊敬しております。
さくらももこさん的な芸風だよね。
今日ブックオフでちびまる子ちゃんあったからパラパラ立ち読みしたら、掃除サボる奴に泣く前田さんの回やってんけど、笑
ちびまる子ちゃんの笑いって、「ああ、なんかわかる…!こんなやつおる…!!なんなら気持ちわかる…!」っていう、ギャグなんだけどどこか身近に感じられる“リアル”“あるある”な笑いなんだよなあ。
この漫画(東京タラレバ娘)もそういう感じ。
東村さんの漫画はタラレバと、あと海月姫しか読んだことないんだけど
エッセイとか自伝マンガも書いてらっしゃいますもんね。とても分かる。
(っていうか色んなとこで評されてるけど、その速筆ぶり本当に凄い!リスペクト!)
うーむ。
女性にしか書けないモノが必ずある。
女性コメディ作家さんの武器は、やはり「オンナをリアルに書けること」だもんな。
がんばります。